「ふるさと納税の確定申告と落とし穴」
〇もくじ
・ふるさと納税の確定申告の仕組は?
・ふるさと納税をどのように確定申告するの?
・ふるさと納税ワンストップ特例の適用に関する申請書を提出された方が、確定申告を行う場合、ワンストップ特例の適用を受けることができません。
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〇ふるさと納税の確定申告の仕組み
こんにちは!(@noborin10)
いつも遊びに来ていただきありがとうございます。
毎年行っていても、1年に1回だとやり方をさっぱり忘れていますよね。
来年のためにもメモを残します!
「ふるさとチョイス」に詳しいvみが掲載されていました。
引用させて頂きつつまとめます。
●どの様に何の税金がどの様に控除されるのか?
・寄附金のうち2,000円を超える部分が税金から控除される。
・住民税と所得税に分かれて控除される。
・確定申告から1、2ヶ月後に所得税からの還付される。
・還付金として振り込まれるのは所得税分のみ。
・残りは翌年6月に住民税から控除額が引かれた額が記載された「住民税決定通知書」が届く。
≪たとえば3万円のふるさと納税を行った場合≫
所得税は(30,000円-2,000円)×10%=2,800円が還付金として振り込まれます。
住民税は(30,000円-2,000円)×90%=25,200円が翌年の住民税から減額されます。
※住民税は減額という形で控除されます。
※年収、寄附金額、家族構成、その他の控除額等によって、自己負担額や税の控除額は変動します。
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〇ふるさと納税をどのように確定申告するの?
〇方法は3種類
1.税務署の窓口で報告書を作成して提出
2.国税庁のホームページから申告書をダウンロードし、プリントアウトして提出
3.インターネットからオンラインで提出 (マイナンバーカード等が事前に必要)
私は2の「国税庁のホームページから申告書をダウンロードし、プリントアウトして提出」方法で現在申告しています。
「ふるさと納税」をされた方が、「確定申告書等作成コーナー」で寄附金控除の申告書を作成し、書面で提出する方法をご紹介します。
国税庁が公開しているので、これが一番正確かつわかりやすいです。
これを見ながら確定申告の書類を作成すればOKですね。
動画の中にも説明がありましたが、添付資料として下記が必要です。
〇準備物
・源泉徴収票(原本)
・寄附先の自治体が発行した「寄附金受領証明書」
・還付金受取口座の通帳と印鑑
・「個人番号確認の書類」と「本人確認の書類」の原本またはコピー
※源泉徴収票は原本である必要があります。最近は電子交付している企業もあります。
ただし最近は紙の原本で源泉徴収票を配布していない企業もあります。
電子交付をプリントアウトしたものも原本として許可されています。
※銀行口座については、振込先情報が分かっていれば問題ありません。
印鑑は銀行に登録している場合のみ、もっていってください。
これで準備はOKですね。
あとは税務署に提出するだけです!
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●ふるさと納税ワンストップ特例の適用に関する申請書を提出された方が、確定申告を行う場合、ワンストップ特例の適用を受けることができません。
ふるさと納税のワンストップ特例を申請したけど、医療費控除や雑所得などの申告を確定する場合には、必ず再度ふるさと納税の申告を行ってください。
(ワンストップ特例を申請しても、確定申告する場合は、再度ふるさと納税の申告は必要ってことです)
これは過去に私もハマったことがあります。
ワンストップ特例で申請書を提出しているが、何らかの理由で確定申告がなり確定申告した場合
ワンストップ特例が打ち消されます。
確定申告が優先されるので、寄附先の自治体が発行した「寄附金受領証明書」を再度利用して確定申告しましょう。
なお、確定申告はせずに、給与所得者でふるさと納税が5団体以内の場合は、ワンストップ特例で申請書を提出のみで問題ありません。
※細かな条件はみなさまでご確認下さい。年収2000万以上だと確定申告が必要などの場合も有ります。
・マイナンバーの記載がH29年度(H28年度分の確定申告)から必要です。
「個人番号確認の書類」と「本人確認の書類」の原本またはコピーが必要です。
「個人番号確認の書類」とは、個人番号通知カードや住民票等ですね。
「本人確認の書類」とは、運転免許証などで構いません。
※マイナンバーカードがあれば、上記の「個人番号確認の書類」と「本人確認の書類」は不要
それではまた!
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〇まとめ
・ふるさと納税は楽しくお得な制度。確定申告をしよう!
・具体的な方法は国税庁のチャンネルで確認しよう!
・ワンストップ特例で申請しても、確定申告する場合は改めて寄付金控除の申請が必要
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ケース別に分類しているので、必要な申告方法だけを探すこともできます。
多くの世帯に影響する配偶者控除の改正ポイントや、
話題の仮想通貨についてもしっかり解説!
最後まで読み頂きありがとうございました。
それではまた!
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