「オートローンで車を買って、最終的に車をお得に購入する方法とは?」
〇ポイント
・キャッシュを残して、あえてオートローンで車を購入する
・「オートローンの借入金利 ≦ 資産運用の金利」で運用して借入金利をゼロにする
・カーシェアリングを利用して車にも稼いでもらう
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〇キャッシュを残して、あえてオートローンで車を購入する
こんにちは!(@noborin10)
今日は賢い車の購入について考えてみたいと思います。
私は車は保有していません。
レンタカーやカーシェアリングを利用していますが、
車は大好きなので保有したいなと思っています。
1つ目は、「キャッシュを残して、あえてオートローンで車を購入する」です。
「え?キャッシュがあるのにわざわざローンで買うの?」
と思うかもしれません。
何故でしょうか?
なぜなら今は非常に低金利の時代だからです。
オートローンも2%程度で借りられることが出来ます。
もちろん住宅ローンなどの他の借り入れや年収や貯蓄等の属性にもよります。
SBIネット銀行の目的別ローンである
オートローンを2%で200万円を5年間借りるシミュレーションをしてみます。
シミュレーション結果
借りるお金:2,000,000円
総返済額:2,106,259 円
事務手数料:43,200円
総返済額 + 事務手数料 ー 借りるお金 = 149,459円 (約150,000円)
事務手数料を含めた15万円が金利として支払うお金になります。
5年間で毎月35,000円前後の返済が必要となります。
万が一苦しくなった場合は、車を売却すれば元本の殆どは返済できると思います。
そういう意味では、車が手元から無くなってしまうことが大きな損失で無いならば
オートローン自体はそこまで怖がらなくても良いかもしれません。
それに、主旨が少しずれますが
手元にキャッシュが無いけど、車はどうしても必要になる場合
低金利ならばオートローンは利用出来る手段の1つです。
さて、本題に戻りましょう。
「キャッシュを残して、あえてオートローンで車を購入する」
について考えてみたいと思います。
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〇「オートローンの借入金利 < 資産運用の金利」で運用して金利を実質無しにする
手元の現金であるキャッシュは200万円を残しておき
「オートローンの借入金利 < 資産運用の金利」で運用して金利を実質無しにする
ことが可能です。
オートローンを5年間借入れして、借入金利は2%とします。
資産運用の金利を5%と仮定し手元に残しておいたキャッシュの200万円を運用すると
1年間で10万円の利益が出ます。
税金等が引かれて1年間で8万円の利益だとしても
2年間運用すればオートローンで借入れた
「事務手数料を含めた15万円が金利として支払うお金」が帳消しになります。
繰り返しますが、借入期間中は自分のキャッシュで資産運用することです。
もちろんオートローンで借りたお金はしっかりと購入元に払い込んで下さい。
自分のキャッシュで運用する分には問題ありません。
話を続けます。
資産運用の金利を5%と仮定し手元に残しておいたキャッシュの200万円を運用すると
オートローンはが2年間で金利分はゼロになるわけですから
続く3,4,5年目の資産運用分で継続運用すると
24万円(8+8+8)はさらに効果を発揮します。(1年間で8万円の利益なので)
ここまででお分かりでしょう
資産運用の金利を5%と仮定し手元に残しておいたキャッシュの200万円を運用すると
キャッシュで買うよりオートローンで買った方が、
金利も実質掛かりませんし、車両価格も24万円分お安く買えることになります。
もちろん資産運用で金利5%を安定的に稼ぐことが出来ることが重要です。
過去の歴史からは一般的に3~4%のリターンがあります。
もちろんあくまで平均となりますので、世界経済の情勢や景気により
それ以上にもなりますし、それ以下にも鳴ります。
結果的にオートローンをしない方が良かったという事もあります。
投資信託やETFでは、デフォルトリスクはほぼ無いと思いますが
価格変動リスクや為替リスクを考えると
投資信託によるインデックスファンドやETFに手元のキャッシュを投資するのは
少し現実的では無いかもしれません。
では他の方法はあるのでしょうか?
私は5%程度の「ソーシャルレンディング」で運用することが1つの案だと思います。
ソーシャルレンディングは、以前もご説明しましたが以下の様なサービスです。
ソーシャルレンディングとは『ネット上でお金を借りたい人、企業』と『ネット上でお金を貸したい人、企業』を結びつける融資仲介サービスである。類似のサービスに、投資型クラウドファンディングがある。貸金業法の金銭消費貸借契約を伴うものや株式投資型などの形態がある。
ソーシャルレンディングで5%の案件は、現実的な利回りです。
4%~10%程度の案件が多いのですが、
5%程度の案件であれば担保も付いていることが多く、固めの案件が多いです。
ソーシャルレンディングに元本保証はありませんので、リスクはありますが
私自身は5%の案件で1つも元本が返済されてこなかったことはありません。
もし不安であれば、4%程度のソーシャルレンディング案件がよりかと思います。
どちらにしても、借入金利だけを実質帳消しにしたいのであれば
2%や3%の案件で運用すれば良いのです。
ただ、現実的に2%程度のソーシャルレンディング案件がありません。。。
おすすめはしませんが
もっと高利回りのソーシャルレンディングの案件に投資すれば
実質の車両購入価格もかなり下がります。
例えば8%の案件で200万円を5年間運用すると80万円になりますので
215万円(借りた元本と利息分の総額)から80万円をマイナス(税引前)すると
実質135万円が車両代とオートローンを含めた自己負担額となります。
これは、利息分も支払った上で、車両が大幅値引された事と実質一緒です。
また、もし5年後に200万円で購入した車両が100万円で売却できた場合、
135万円ー100万円(売却価格)=35万円(実質の購入価格となる)
5年間で35万円、1年あたり70,000円で車を保有していたことになります。
(税金や駐車場代やガソリンなどの維持費用は除く)
ただし、ソーシャルレンディングの8%程度の案件ですと
やや高めのリスクになりますので、個人的には5%以下の案件が良いと思います。
低ければ低いほど、リターンは低いですが案件のリスクも低いです。
続いては、購入した車に稼いでもらう方法も検討しましょう。
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〇カーシェアリングを利用して車にも稼いでもらう
せっかく購入した車にも稼いでもらいましょう。
そんなことが出来るのか?と思うかもしれません。
以前ご紹介したカーシェアリングAnyca(エニカ)を利用して、
自分の車をシェアリングすることで、あなたの車が稼いでくれます。
Anyca(エニカ)を借りる側では無く、貸す側で提供可能します。
例えば購入した車を1回 24時間5,000で購入した車を貸し出すとします。
1ヶ月に1回の貸出があると仮定すると、年間60,000円を稼げます。
5年間とすると、60,000x5年間=300,000円です。
先ほどの5年後で100万円の売却する & ソーシャルレンディング8%案件で運用
と考えると・・・
なんと5年間で車両代が実質50,000となるということがご理解頂けるでしょうか?
ソーシャルレンディングの5%案件の運用だとしても
5年間で200万円の車がオートローンをしても
実質75万円で保有していたと言うことになります。
1年あたりで考えると150,000円です。
200万円の車が75万円で5年間乗れることになります。
ここまでご説明したとおり
キャッシュをいかに残して、資産運用に回すことがメリットがあるかを
ご理解頂けたと思います。
もちろんローンをするという現実と、ソーシャルレンディングで運用するという
リスクはあります。
リスクはありますが、もともと200万円のキャッシュはしっかり残しておく事が
全体的なリスクを下げることにもなります。
ソーシャルレンディング案件も、例えば20万円X10案件に分散して下さい。
ソーシャルレンディングも6ヶ月程度の短めの案件で運用していれば、
遅くとも半年に以内にはキャッシュ化することが出来ます。
普段からソーシャルレンディングを利用している方がこの記事を読んで頂けていれば
かなり現実的な方法だなとご納得頂けると思いますが
最終的には個人個人の責任とはなりますが、現実的かつ効率的な車の所有を
ご紹介しました。
是非お役立て下さいませ!
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〇おすすめの本は?
図解入門ビジネス 最新 シェアリングエコノミーがよ~くわかる本
シェアリングエコノミー(共有経済)と呼ばれる市場が世界で拡大しています。
日本でも、カーシェアや民泊などの形で普及しつつあります。
本書は、シェアサービス提供の仕組みを解説し、日本における25の事業者の事例を紹介した、シェアリングエコノミーの入門書です。
モノだけでなく空間や人をシェアリングするビジネス、技術・教育でのシェアリングの取り組みなど、今まさに生まれつつある新しいビジネススタイルがわかります!
最後まで読み頂きありがとうございました。
それではまた!
お読み頂きありがとうございます!
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